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キッチンは南?東?窓は?ダイニングとのつながりは?空間づくりと同時に考えたい…
「どのシステムキッチンにしよう?」とか「バスルームはコレね。」とか「ドアはこのデザインがいいわ。」とか…。ショールームに行ったり、きれいなカタログを眺めていると、新しい住まいへの夢は広がるもの。

最近の住まいづくりは、間取りや性能、価格はもちろんですが、どんな設備機器や建材を選ぶか、ということが重要な位置を占めてきているように思えます。選ばなければならない設備や建材は、家一軒であれば相当な数にのぼります。数多くある商品の中から、わが家にぴったりのものを探すのはとても大変なこと、と同時にショールームをまわったり、カタログを広げたり、楽しい時間でもありますよね。

でも、つい忘れてしまいがちなのは、気になる設備や建材そのものだけの性能やデザインに気をとられ、それらが設置される空間との関係。いくら性能の高い設備機器を取り入れたとしても、空間に見合ったものでなければ意味がありません。いくら素敵なデザインでも、空間とのコーディネートがされていなければしっくり馴染まないでしょう。そのためにも設備を選ぶ際には、建物本体の間取りプランと一緒に考えることが大切です。間取りプランをすすめるのと同時に、どんな機能を持つ機器や建材が必要か、どんなデザインを選べばいいのか、を考えるようにしましょう。

設備機器の性能や機能は驚くほど進化しています。デザインも日々新しくなっていきます。けれど、住まいの快適性を設備だけに頼りすぎるのはよ

くありません。間取りプランと設備選びを同時に行って、たとえば、間取りが解決するもの、設備の機能が必要なもの、それぞれ取捨選択を繰り返すことが、満足いく住まいづくりへの早道だと思います。



設備選びをスムーズに進めるには、優先順位を明確にしておくことが大切です。まず、わが家にとって必要な設備の性能や機能の優先順位を考えてみましょう。最近の設備や建材は、さまざまな性能や機能が付加されているものが出ています。「新機能」「新登場」「業界初」…と言われると「便利かも…」「あったら快適かも?」と惹かれてしまいがち。もちろん便利なものも快適なものもありますが、「ウチの場合はどう?」と考えてみることを忘れずに。家族構成やライフスタイルを思い描いてみましょう。今の暮らしの不満や不便を具体的に挙げてみるのもひとつの方法です。それらを解消するために何が必要か、家族で話し合ってみましょう。せっかく選んだのに、「宝の持ち腐れ」ではもったいないですよ。

そして工事の進行に合わせた優先順位も把握しておきましょう。新築であれば、たくさんの設備や建材を選んでいかなくてはなりません。本来、契約時に間取りも設備・建材もすべて決定していることが理想ですが、なかなかそうは行かないのが現実でしょう。そのため、工事の工程ににあわせて設備や建材を最終決定していくことになります。それらの順番を理解して選ぶ時間の配分を考えましょう。

いつまでに、何を決めればいいのかを設計者に確認をすることが基本ですが、配管や配線、躯体の詳細にかかわるような設備や建材は早めに決めなくてはなりません。また、大掛かりな工事が伴うもの、補強材が必要なもの、下地材が必要なものなども早めに。順番を理解していないと、思わぬ追加・変更工事などになってしまうことも。決める順番を確認して、ショールーム周りなどのスケジュールを組みたいものです。




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