最近の設備や建材は日々進化しています。消費者の声を反映した商品開発も進んでいます。それらに振り回される必要はありませんが、どんな傾向があるのか知っておくことも大切ではないでしょうか。

最近の傾向のひとつに、お手入れや掃除のしやすさの追求が挙げられます。キッチンやバスルーム、サニタリーなど水周り機器や建材を中心にメンテナンスの楽な設備や建材が増えてきています。掃除が簡単なレンジや換気扇、汚れが付きにくいキッチン用の壁材、水はけのよい浴室の床材などは主婦には人気の製品です。

また、デザイナーズという言葉が独り歩きしている感もありますが、デザイン重視をうたった商品の開発が増えてきています。ホテル仕様のサニタリーやオーディオのようなコンロ、外国家電のような商品も出てきています。モダンでシンプルなデザインが多いので、比較的取り入れやすいものが多いですが、住まい全体のイメージとのコーディネートを忘れないように。

設備や建材でも、エコロジーや省エネルギー、ユニバーサルデザインは、傾向というよりも当然の配慮になってきました。これらの中には、補助制度などが用意されているものもあります。たとえば、太陽光発電やエコキュート、生ゴミ処理機などを取り入れる際には利用することをオススメします。


また、防犯関連商品の開発も進んでいます。門扉や玄関ドア、カーポート、ドアホンなど機器単体だけでなく、住まい全体での提案が多く見られるようになってきました。ショールームでは防犯商品を集めたコーナーを設けているところもありますので、実際の機能を確かめて取り入れるようにしましょう。

リフォーム向けに開発された商品の開発も期待できます。短工期で簡単な工事で取り替えることができたり、既存のものに直接取り付けることができたり、省スペースであったり…価格もわかりやすく表示される商品が増えてくるのではないかと思います。

新しい機能や性能がすべて必要とは限りませんが、それらを知った上で、わが家にとって必要な機能や性能を選んでいくようにしたいものです。また、インテリアコーディネートと同じように、設備機器もコーディネートが重要です。もちろん見た目のコーディネートも必要ですが、機能や性能を単体だけで考えずに、取り入れる予定の機器トータルで、その性能が十分活用できるかどうかを考えていきましょう。わからないことは設計者やコーディネーターに積極的に質問をして、住まい全体を考えながら、納得いく設備選びをするようにしてください。




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